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カタショー・ワンラボ内
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サイエンススクール

令和7年度サイエンススクールを実施しました。

当財団では、市内小学5・6年生の希望者を対象にし、科学への関心を高め、学習意欲の向上を目的に、「サイエンススクール」を約半年間かけて開催しています。
令和7年度は26人の児童が参加し、カタショー・ワンラボや静岡大学での講座の受講や、市内の企業見学(東洋製罐)での研修を実施しました。

サイエンススクールの様子

 6月15日(日)、カタショー・ワンラボにおいて、受講生と保護者、財団の役員らが出席し、スクールの開講式と第1回学習会が行われました。
 開講式では、財団の代表理事を務める杉本市長からあいさつがありました。
 学習会では、静岡大学教授の郡司先生による「身近なもので化学しよう」、静岡大学技術専門職員の竹本先生による「虫から見た世界を想像してみよう」の2つのテーマの実験と講義がおこなわれました。


〇郡司先生の講座では、グライダーのように空を飛ぶ種があることを学びました。
植物の「アルソミトラ」の種の模型を紙で作って飛ばしてみよう。
アルソミトラの種の型紙を切って、種グライダーを作って飛ばしてみました。

〇竹本先生は、においについての講座です。アブラ虫にたまごをうむ蜂は、においや形に対応することがわかりました。

 

第2回学習会
7月13日(日)カタショー・ワンラボにおいて、大石先生による「磁石について調べよう」と山下先生による「自由研究のヒント」です。

〇大石先生の講座では、先生がご用意した、くぎ・アルミホイル・スプーンなど10種類のものが「磁石につくか、つかないか」や「磁石を紙皿にのせて水に浮かべるとどうなるか」など予想をたて、実際に実験を行いました。
磁石はS極とN極がありSとNはくっつき、SとS・NとNは離れようとすることを確認しました。

〇山下先生の講座では、夏休みを控え、自由研究の取り組み方など学びました。
 研究テーマにつては、山下先生の指導経験をもとに様々な例の紹介がありました。
自由研究のテーマの決め方、研究の動機、研究の内容や方法、研究結果のまとめ方などを、実際の作品を紹介しながら説明していただきました。

第3回学習会
8月1日(金)静岡大学教育学部に赴き、郡司先生から、「身近なもので化学しよう」、竹本先生から、「見えてる世界が全てじゃない?認知バイアスのふしぎ」などの学習などを行いました。また、学食で昼食をとり、大学生気分を味わいつつ、自分たちの将来の姿を想像することもできました。
午後は、ふじのくに地球環境史ミュージアムに行き、いろいろな標本など展示物を見学しました。

〇郡司先生の講座では、つかめる水づくりをテーマに、水にアルギン酸ナトリウム(昆布などに含まれている)と乳酸カルシウムを混ぜると、水の周りに膜(ゼリー状)ができ、化学反応により塊りつかめるようになることを実験を通してわかりました。

〇竹本先生の講座では、見ることについてです。ビー玉をアルミホイルで巻いて、虫の形をつくりました。
頭とどう体があると生き物らしくみえる。目をつけて板の上で動かしてみました。生きていないものが
生きているようにみえました。


 第4回学習会
8月6日(水)静岡大学工学部に赴き、立岡先生から「あなとの体温で電気を起こそう」のテーマで、杉田先生からは「三色に光る万華鏡の工作」で学習などを行いました。また、学食で昼食をとり、大学生気分を味わいつつ、自分たちの将来の姿を想像することもできました。
 午後は、浜松科学館へ行き、自然ゾーンや光ゾーンなど思い思いに見学をし、全員でプラネタリウムで夏の星座について学びました。

〇立岡先生の講座では、発電の方式に様々なものがあり、その一つに自分の体温でも発電できることを学びました。

 

杉田先生の講座では、「三色に光る万華鏡の工作」というテーマで、紙コップ・LED電球・偏光フィルムなどを使い万華鏡を作成しました。個々に紙コップに絵をいて、お手製の万華鏡ができました。


 第5回学習会
8月7日(金)榛原高校を会場に、山﨑自然科学教育振興会との共同開催として行われました。
 榛原高校においては、地域との協働事業として位置づけていただき、「榛高生と学ぼう」をテーマに、今年で6回目になります。
 講師は、榛原高校の片岡浩昭先生と榊原弘子先生にお願いし、補助として理数科の生徒にも入っていただきました。
 片岡先生の講座は、「望遠鏡を作ろう」~望遠鏡の仕組みを理解し自作しよう~で、榊原先生の講座は、「プラバンを科学しよう」~身の回りのものを使ったプラバン工作や縮み方を考えます~です。

〇片岡先生から望遠鏡の仕組みの説明を受けた後、制作に入りました。細かな作業等もあり、解らないところは高校生にお手伝いいただき、自作できました。

 

 

〇榊原先生の講座では、プラバンの素材や種類がたくさんあることや、加熱すると縮むことを学びました。
実際にプラスチックに絵をかいて、トースターで加熱すると、1/4くらいの大きさになり、みんな驚いていました。

 


第6回学習会
9月28日(日)カタショー・ワンラボにおいて、カメハメハ王国NGOの皆さんによる「牧之原市に上陸産卵するカメの生態を知ろう」をテーマに講座を行いました。
「カメハメハ王国」はアカウミガメの保護組織で、近年、砂浜の減少やゴミの増加等により絶滅の危機に瀕しているアカウミガメを守るため、海岸の清掃や子ガメのの保護・放流活動等をしている市内に拠点を置く団体です。
相良海岸に上陸産卵の推移やアカウミガメは遺伝的に生まれた同じ海岸に戻ってくる可能性が高いことや、カメによって食べるものが違うことなど、説明がありました。また、人間が何気なく捨てたプラスチック片やビニールを川や海の生き物が、口にし死亡などしていることから注意が必要な事等学びました。

 


第7回学習会
10月5日(日)カタショー・ワンラボにおいて、西村博先生による「電気を使って色々な事をやってみよう」  アサヒユウアス㈱伊澤征大さんによる「SDGs森のタンブラーお絵かき教室」をテーマに講座を行いました。

〇西村先生の講座では、「みんなで手をつないでオルゴールを鳴らしてみよう」、「電気や電池を使わないでラジオをきけるかな?」、「一目でわかる電池の直列つなぎと並列つなぎ」など、色々な実験を行いました。
手をつないでオルゴールを鳴らすことができました。

〇伊澤さんの講座では、はじめに“人々の生活“と“森″のつながりについてや、森のタンブラーについて、アサヒグループとパナソニックがごみを減らすために協力して開発したエコカップで、半分以上が植物からできていることなど、説明がありました。続いて、森のタンブラーに自由に絵をかきました。お家の人へのプレゼントにする子もいました。

 

 第8回学習会

11月16日(日)は牧之原市内にある東洋製罐株式会社静岡工場を見学させていただきました。静岡工場では飲料用PETボトル・プリフォーム、食品用空缶、スパウト付パウチなどを製造しており、巨大な機械でたくさんの製品ができる様子を勉強しました。また、空缶のフタの巻締体験をさせていただきました。(それぞれ入れたい物を持参し、缶の中に入れました。)とても貴重な体験ができました。

 


第9回学習会(最終回)
12月14日(日)カタショー・ワンラボにおいて、マキノハラボさんによる「プログラミングを使ってドローンを飛ばそう」の講座を行いました。
 講座では、ドローンの仕組みやプログラミングについてわかりやすく説明していただきました。グループで力を合わせながら、プログラミングを駆使し、ドローンのコントロールを行い、プログラミングの楽しさを学びました。

第9回の講座の終了後、2025年度の閉講式が行われました。その中では、参加児童のレポートの成績優秀者が発表され、代表理事の杉本牧之原市長から表彰も行われました。